緊急事態宣言を受けて

皆さま、日々のご乗車、お仕事お疲れさまです。

今回は、ちょっと業務からは離れてみたいと思います。

テーマパークの臨時休業の場合

新型コロナウイルスの感染拡大に起因する緊急事態宣言を受けて、世の中の様々な店舗で臨時休業や時短営業、無観客開催を余儀なくされています。

中でも大きな痛手を受けているテーマパーク。

国内最大のテーマパークこと、某浦安の会社さんは、キャッシュで3000億を保有しているとの噂で、休園が1年半くらい続いてもビクともしない、とはつい先日聞いた噂です。健全な企業…と思っていたら、非正規のキャストからは「保障が6割じゃ生活できない。再開園がいつになるかわからないので、別の仕事も探せない」というニュースを聞き、細部を見るとやはり苦しそうです。

その他、閉園が決まっているとしまえんや、そもそも潤沢ではない規模の小さな遊園地、来客の少ない動物園などは死活問題になっていると思われます。

ぱちんこ店の臨時休業の場合

これはもう、完全に大問題です。自分は、かつて都内の某店で、そこそこの立場になっていました。なので、一般のお客さまではあまり知らないような「内情」について少々存じ上げております。

ぱちんこやスロット店の1日の売り上げは、大規模な店舗になると、数千万単位です。今はイベントを謳うことができなくなってしまいましたが、かつては当たり前のように開催されていました。強い店舗でイベントが行われた場合、その日の売上は相当な額になります。我々一般客の想像をはるかに超える額です。

これが1か月休業となると、その額は億を超えてもなんら不思議ではありません。とはいえ、パチスロも5号機が終焉を迎え、メダル単価が安い時代になっていますので、昨今ではそれほど売上がないかもしれません。ハーデス、絆がなくなって、いよいよ6号機本番になりつつあるのが大きいかな、という気がします。

これは予想ですが、某店は一日の売上が億に届くんじゃないかな、なんて思ったり思わなかったり。まぁ、初代まどマギがなくなって、落ち着いた感はありそうですが。最終日全台6はやりすぎだったのでは、という風の噂。

では・・・?

2020年4月10日現在、都内でも店舗によって対応が分かれています。

2020年5月6日までは休業と決めた店舗、営業時間を短縮して店を開ける店舗、なんとなく普通に営業している店舗。様々です。

ではここで考えてみましょう。このような事態が初めてなのでなかなか難しいのですが、この社会情勢の中で勝ち抜くにはどうしたら良いでしょうか。普通の土日同様、「営業している店舗」には黙っていても客が集まる状況です。そんな状況の店に高設定はあるでしょうか。

そもそも、4号機が終焉を迎え5号機になり、その5号機も中盤を過ぎたあたりから、「店舗内平均設定」は、概ね1.2くらいと言われています。営業日によっては、1.1まで下がっているかもしれません。それが日常です。もちろん、優良店であればもう少し高いとは思いますが、それでも2.0まではないでしょう。今の時代は、設定2は高設定の部類です(違)。

そんな中、開けている店舗は黙っていても集客ができる。見せ台がなくてもみんなジャブジャブ遣ってくれる。という、普段の土日よりもひどい状況が目に浮かびます。

ということで、新型コロナウイルスの感染を防ぐためにも、自分のお金を大切にするためにも、今は打ちに行かないのが本当に得策です。

残念ながらレジャーというものは、おしなべて不要不急なのです。今は避けるのがベストです。新コロが落ち着いてから行けば、設定状況もよっぽど良くなるでしょう。ただし、店舗が店を再開店してすぐは、大幅に搾取してくる可能性が高いと思われます。なんせ、1か月で億を超える損害が出ています。そんな中、出玉で還元してくる可能性は低いと思われます。お気をつけ下さいませ。

ただ…人生において、レジャーほど必要な物もないんですけどね…。

余談

現状、日本にはいくつかの「公営ギャンブル」があります。競馬、ボートレース、オートレース、競輪の4つです。

競馬は無観客開催、ボートレースも無観客開催、オートレースも無観客開催。なのに競輪だけは一部開催中止になってたりして、なんだろうこの温度差は…みたいになってたりします。